リハビリである程度回復してからは、退院してから色々な「ながら動作」をするように心掛けてます。
自分の中で改善したことがわかりやすかったのが「ながら動作」によるリハビリです。入院中は他の患者さんも嚥下障害の有無に関わらず同じでしょうが、
「食事中はTVや会話をしない」と言ったリハビリされてた方が多いと思います。嚥下障害があるとTVを見ながら食事をすると特に喉を詰まらせやすいからです。
入院中の食事は無言で食べてましたが、退院してからはTVを見ながらとか家族と話しながらとかが多いと思います。
自分の場合は最初のうちはTVを見ながらとかだと喉を詰まらすことが多かったですが、可能な限り「〇〇ながら動作」をするように食べてたら詰まることが減ってきました。
多分これが「日常に慣れる」と言う意味でしょうね。でもここでながら動作の実績が出来たので食事以外でもながら動作をするようにしてます。例えばウォーキング中にスマホを見るとか・・・。
これは一般的には危ない動作ですが、危なくないことが事前にわかっている公園等で敢えてするようにしてます。
自分の場合は平衡感覚障害で下を向くと眩暈が悪化するのですが「スマホを見る」と言う動作は今後も普通に有り得る動作であり、
ある意味出来ないと困る動作なので極力「ながら動作」をするようにしてたら出来るようになりました。
これも日常生活に慣れると言う意味でのリハビリかも知れませんが、必要な環境下であれば人間はそれに合わすことが出来るようになってるんですね。
取り敢えず他の後遺症で悩む事があれば、出来た経験を思い出すようにしてます。ただの経験上の戯言ですみません。