記憶に残る言葉。これは人によって異なるでしょうね。私の場合はくも膜下出血発生時の時の言葉ですね。私がくも膜下出血が発生した時は朝ベッドから起き上がり、立とうとしたら立てずに転んでしまいました。この時既に血管がやられてたんだと思う。この時は立てないだけでなく言葉が口から出せなかった。倒れて後は言葉が出なかったので壁を叩いて家族に助けを呼びました。壁を叩くだけの力が何とかあったので助かりました。そして家族が自分の部屋に来た時に何とかしゃべれそうだったので「救急車を呼んで!」。これだけは何とか喋れることが出来ました。この言葉が恐らく自分の中で人生で一番記憶に残っている言葉です。そしてこの言葉の意味について今でもよく考える事があります。この言葉はドラマでも小説でもよくあるような言葉だと思いますがこれには相当な意味があります。よく考えて見て下さい。この言葉を最後に「もし死んでいたら」残された家族がどう思うか?。人によって違うかもしれませんが「もう少し早く救急車を呼んでれば・・・」と人の人生に相当な傷跡を残してしまったかも知れない。でも患者本人である自分からしたらこのセリフ以外喋れないし、どうしようも無かった。けど「もし?」の場合を考えると死んでも死にきれなかったと今でも相当考える出来事でした。この記事を何で書こうと思ったかと言うと、自分の場合はただ運良く助かっただけですがその逆の立場の方もいらっしゃると思ったからです。この病気の致死率を考えれば少なくない確率だと思います。その上で患者視点で言わせて貰うなら残された家族に対しては「気にしてはダメだ」と思ったからです。少ないかも知れないけど同様な事で悩んでおられる方がいると思う。私はただの他人ですが「その患者だった方は絶対そう思っただろう」と思ったので書かせて頂きました。ただ単に自己満足とかだったり、考えすぎだったりと間違っている事を書いているかも知れませんが、身勝手ながら書かせて頂きました。

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