あくまでも私個人の経験でただの勘違いかも知れないのですが、後遺症側の温痛覚障害のうち「物理系の痛覚」が思い込みで改善したのかも知れません。病気当初は物理系の痛みを全く感じてませんでした。しかし現在ではそれなりに改善してきています。しかも改善してきたのは退院後からで、痛覚のリハビリ等は今まで一度もしたことないです。強いて言うなら鍼治療を退院後から始めた位しかしてないです。

最初は鍼・マッサージ治療を始めて鍼の効果が出てきたのかと思ってました。しかしどうやら違ったようでした。

理由がわかったのは最近ですが、鍼治療の鍼を刺すときと言うのは多少なりともほとんどの人は「痛い」です。これは健康な人でも同じだと思います。少し話が逸れますが私は後遺症とは別に「麻酔が効きづらい体質」です。今まで入院を伴う手術や一般の切開手術、カテーテル検査等の時に打ってもらう局部麻酔注射。コレ全く効かないんですよねぇ・・・。だから実際の手術の時でも局部麻酔7、8本とか打っても効かないのでそのまま「手術を続行します」と言われて麻酔無しの手術や検査を何度か受けたことがあります。

当然ですがかなり痛く・・・、今まで味わったことの無い痛さでした。この痛さをもう何十年も覚えてるためか、鍼治療時に鍼が刺さる時に後遺症で痛みを感じなくなっている筈なのに、身体で覚えている「痛さ・痛覚」を頭で勝手に想像して「痛い」と思い込んでいたようです。何故これが分かったかと言うと鍼治療時に先生が鍼を打ったフリをしてくれたからわかりました。

そう。単純に思い込みの類で「痛さ」を勝手に思い込んでたようです。実際には刺さっていないのに刺さっているような痛みを感じてました。それもかなりリアルに・・・。

しかし、それを繰り返しているうちに本当に痛覚が分かるようになったっぽいです。皮肉にも麻酔が効かない時の手術や検査等の痛さを知っているからこそ、思い込みで痛さを感じることで本当に痛覚が戻ってきたようです。

実際の所、これが理由で本当に改善されたかと言うと医師や理学療法士さんも鍼の先生も誰もわかりませんでした。

今回の件を何度も思い出してみると「何もしてないのに後遺症は治るものなのか?」と言う疑問があって、どう考えても「思い込み」が多少なりとも改善に繋がったようにしか思えません。あくまでも仮定でしかありませんが、これが事実なら他の後遺症も改善の余地があるという事で期待しています。

ただ、麻酔無しでメスで切られる痛さとか、、、何とも言えない痛さは相当なものだったので、他の後遺症部分も同じように期待するならかなりの、いや相当な「思い込み」が必要なのかも知れません。

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