くも膜下出血経験者に聞いてみたい事

4月より再就職した事で健常者の方と多く出会う機会が増えました。以前より気になってはいたのですがやはりくも膜下出血になった人なんて普通の人は知らないだろうし、知っていてももう会えない状況とかの人が多いと思うので色々聞いてみたいことが沢山あるけど聞きづらいと言うのが「ヒシヒシ」と感じたので今日は自分なりに、自分の経験を書いて見ようと思います。まずは最初の病気発病時の状況です。自分の場合は会社に行くためにベッドから起き上がって立とうとしたら立てないで転びました。そして声が出ない。でも手は動かせたので壁を叩いて家族を呼んで救急車を呼んでもらいました。救急車が来て運ばれる位までは記憶があるのですが、その付近から意識を失い次回目覚めた時は何日経過したかはわからないですが病院のベッドの上で目が覚めました。まず病気発生時はこれ死ぬかも知れないとかの感情は一切なかったです。身体に異変が起きてるのはわかったけど生命の危機とは全く気付かずでした。だから病院で目が覚めた時は家族が神妙な顔をしてたのを不思議に思ったような記憶があります。結果論にしかならないですが、これで人生終わるような出来事ではありますが「物事を考える時間すらない」位すぐに意識を失ったので、病気になってよくわかった事は「くも膜下出血は死んだり、後遺症が残る病気だ」と言うのを嫌でも思い知りました。そして人は簡単に死にますよ。それ位この病気はヤバイと思います。ホントに一瞬の出来事で全てが終わる感じだと思う。では話を戻して次によく聞かれたのが前兆があったのかどうかという所ですが、自分の場合はありましたね。後頭部、特に首回りが痛くて発病数日前から首に湿布を張っていた程です。よくよく考えれば首が痛いと言うのはおかしいのに寝不足かな?程度に当時は考えていました。。。そして次によくあった質問が病気後どんな感じでしたかと言うのがありました。これは人によって違うんでしょうが自分の場合は、まずベッドから2週間は転がってるだけでしたね。病院にいるのはわかったけど常に転がってるので日にちや時間すら全くわからなかった。そして病気の影響だろうけど相当な夢?等のような物を沢山みました。夢といっても全てが過去の夢では全く見た事が無いような内容でした。どちらかと言うとどの夢?も質問系統な内容になっていて選択を間違えると不味かった内容だと思います。そのうちの1つはリアルティがありすぎてとてもではないけど夢とは思えない程の内容でした。それは別途記事を書いてるので省略します。病気後は意識がある程度戻ると病気の障害に寄るんでしょうけど、自分の場合は「このまま死ぬのか」とばかり考えてましたね。でも見舞いに来る家族の顔を見てたら「このままでいけない」と思ってリハビリに励みました。まぁ、一言で言えば病気後は人生終わった感はかなりありました。そして最後によく聞かれたのがどうやって回復したのか?です。これは実際には完治はしてないので第3者からみたら「身た目」的に回復したと思われてるからだと思いますが実際は目に見えない所がまだ沢山あって・・・って感じです。病気後は病院のリハビリの先生に言われるがままにリハビリしてました。だから自分で何か進んでやって改善されたとかでは無いかも知れません。病気後のリハビリは本当にどれだけ早くリハビリ出来るかによって大分違うと思います。だからどれだけリハビリを意識して直そうとしてるかによって変わる気がします。自分の嚥下障害は最初何も飲み食い出来ない所からスタートでしたが今では蒸せることは結構ありますが基本何でも食べれると思います。脳神経は一度死ぬと再生はしないようですので、自分の嚥下障害に関しては代理神経が出来てそれがかわりに動いてるそうです。でもこれは急増の細胞だから使わないとすぐ代理神経が失われるそうです。だから結果としてはリハビリを続けることに意味があるという事です。自分が回復したと解釈してくれてる人に対しては今でも自己リハビリを継続してるから良くなったと伝えています。多分このあたり位がよく聞かれる質問でした。大した情報では無いですが少しでも参考になれば幸いです。

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