脳卒中後の運転免許証再開の注意点

脳卒中後の運転免許再開方法については色々な方が書かれていますのでここでは概略だけ書いて、他ではあまり記載されてないような事を書こうと思います。まず脳卒中になると運転免許が無くなります。免許は医師の診断書があれば各運転免許場に行って試験を受けて合格すれば免許が再開されます。試験場での試験はドライブシュミレータなるものでブレーキ等の反射神経の試験が2つあります。厳密に言えば他は従来通りの視力チェックとかはあります。話は戻りますがその2つに受かれば免許再開です。ですのでどちらかと言うと試験場に行く前の「医師の診断書」の取得の方が大変です。どこの病院でも運転免許の診断書を書いてくれる所はドライブシュミーレータを設置しているかと思います。病院でこのシュミレータでの疑似運転とOTや心理での筆記試験(IQ確認含めて諸々)を受けてOKなら診断書を書いてくれる場合が多いと思います。恐らく反射神経的な試験に関しては健康体である人でも結構危うい場合があるそうですので相当気を付けないと難しいかも知れません。そして結構重要なのがドライブシュミーレータの機械の種類です。これは各運転試験場によっておいてある機械の種類が異なり、そのシュミレータの機械の差により免許再開有無のレベルが変わります。2021年度に自分が受けた際のシミュレータは三菱プレジジョン製の物になります。この三菱プレジジョン製のが一番精度が高くて試験では一番難しい物になります(当時は試験で使用される機種は2社製品しか存在していなかった模様)。ですのでまず病院で運転免許再開を依頼する前にご自分の運転免許試験場のエリアを確認してそこにあるシミュレータと同等の物が置いてある病院を選択するのがベストだと思います。何故ここまで書くのかと言いますと自分が入院中に受けた医師の先生方に「運転免許再開は東京都は楽、神奈川は難しい」と聞いた事があるからです。その理由は先に書いたシミュレータの差によるものだそうです。自分が入院してた病院は神奈川の運転試験場に脳卒中の方向けのシュミレータだったり、試験内容だったりを指導する立場だから知っていたそうです。ですのでわからなければ一番難しい三菱プレジジョン製の機械が置いてあるところを選択すれば良いと思います。補足としてバイクの免許(普通自動二輪免許とか)は先に書いた反射神経の試験2つ受けた後にエンジンが掛かっていないバイクに跨ってアクセルを吹かす素振りをするだけで合格みたいです。今でもこの試験の意図はさっぱりわかりませんが何なんでしょうね・・・。最後にこの記事を見られてる方は免許再開希望の方が多いと思いますが、くれぐれも免許再開出来ても無理はされないよう警告だけさせて下さい。私の場合はくも膜下出血発病前日に家族を乗せて車を運転してました。それも遠出です。運転中にもし病気が発病していたら自分が死ぬだけでは無く、家族も巻き添えになってた可能性すらあると言う驚愕の状況を考えた事がありました。ですので是非心に留めて置いて頂けると良いかなと思います。

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