くも膜下出血時の意識レベルは病気後の後遺症に関係するようです。単純に言えば意識があれば後遺症が軽いと思えば良いと思います。
この部分は自分自身として相当印象に残る状況だったので当時はよく考えていました。山の遭難とかで寒くて眠い時に寝ると不味いとかってよくドラマとかで昔ありましたよね?。くも膜下出血時も同じで意識があった方が後遺症や命の危険性も軽くなるようです。
自分の場合は救急車が来て運ばれる位までは意識あったのですが、なんとか目を開けようとは思っても抵抗出来ませんでしたね・・・。頭ではわかっていても「意識を保つ」って緊急時は相当大変。てか出来ない可能性の方が高いんだろうなと勝手に思っています(意識を失うのは危険度が高いです)。
自分の場合は「自分の意思」としての意識は無かったのですが、病院に到着後は自分ではない自分が勝手に暴れたらしく記憶も当然ありません。しかし、これがあったため意識レベルで言うと「意識があった」と病院内では認識されていたようです。
当時は寝たきり、飲食不可で多分10日位生死を彷徨ってました。実際には自分自身が死に掛けてるとかは全く分からず、ベッドで寝てるときとかはよくわからない空間を移動してたりとか、普通の夢では無いような事が頭の中で起こってたようです。この状態でも病気発生時に意識がない状態だったら後遺症も含めてもっと酷いことになってた確率が高かったようです。
その辺りを考えると自分はまだ良かったんでしょうね。多分暴れる位の意識があったから今があるとすら思えます。こういうことを経験するとどんな時でも「意識を失うのは危険」と今でも常に思ってます。
それでも人間の構造上意識を失っちゃうんでしょうけど、今後経験したくはないですが「何か」あったら意識を失わないよう心掛けてます(?)。ほとんどの方は関係することはないでしょうが、病気に関わらず意識を失うような事態が発生した場合は「意識を失ったら危険!」と思った方が良いでしょうね。