最近になって今までほとんど手を付けて無かった平衡感覚の急な向きの変更対策をしようと思い、重い腰を上げました。自分の中では平衡感覚障害が恐らく一番重い障害です。流れ作業や下を向いてるとき等、眩暈がより発生する動作があるのですがこれに関してのリハビリはほぼノータッチ状態。
特に急な向きの変更は対応していないと言うより、本当に急な動作をすると動きが止まるレベルだったので何もしてませんでしたが、悪化方向だった後遺症部分の改善具合を見てると「もしや・・・」と思うようになり、これもリハビリ対象にするようにしました。
リハビリと言ってもいつもの動作に少しアクションを入れるだけですけどね。自分の場合はあまりに急な動作(急に後ろを向くとか)をすると眩暈がより発生して危ないのですが、日常動作においてはそんな事をする機会はほぼほぼないです。極端の話ですがダンスをするように頭を振るとかしないのであれば、まず問題無いのですが少しでも改善すると眩暈が原因で乗車出来ない自転車等の2輪車も乗れるかも知れない。多分自転車が乗れるレベルになるなら工場等の流れ作業等も出来るようになるかも知れない。
と言った感じで出来なくても問題は無い行為なのですが、出来た方が当然良いのでやっと着手します。
最初の自己リハビリの着手は「大げさなリアクションを意識してすること」かなと。やっている自分自身でも大げさだなと言う位動作を大きくすることで、障害で頭が勝手に処理してくれていた「眩暈」対応の範囲の幅を上げようかなと思っています。
実は今までの経験でこの対策は自分の中では障害の眩暈対策の効果があることがわかっています。していなかったのは「必ず改善する」保証が無かったのともしも改善とは逆方向に行ったらどうしよう・・・と言うのがあったのでしてませんでした。自分の場合はかなり自己分析してアレコレして失敗したことが多いから躊躇してました。
筋トレとかもそうですが自宅で筋トレをやりすぎて腰を痛めてしまったりとかがあるので、筋トレは今ではデイケア以外ではしないようにしています。自分の判断で勝手にやりすぎて逆方向に進んでしまうことがしばしばあるので・・・。だから無理をしないようにオーバーアクションをして普段しない行動をして眩暈対策(頭が勝手にしてくれる)をしようと思います。これはスーパー等の人混みに行くと普段ないような人混みがある事で頭が倒れないようにしたりとか、ぶつからないようにしたりとかを勝手に解釈してくれているので頭が疲れます。頭が疲れると言うのは頭の中で計算等を勝手にしてくれている(?)のでそれだけでリハビリになります。自分の場合はこれで人混みの中でも問題無いような動作が出来るようになったことがあるのでその延長です。
まぁ自己分析は兎も角、改善はやはり日常生活動作にあるなとつくづく思います。