くも膜下出血の振り返りその2(1年6か月経過)

今日はくも膜下出血の振り返りその2です。前の記事はこちらです。

2:くも膜下出血の難関2

くも膜下出血の難関その2です。生き残ったら今度は「リハビリ」をすることになります。当然ですが元の生活に戻るためには必要です。まず私の障害としてこの時は歩けない、立てない、喉がすぐ枯れる。飲食出来ない。両手が常に痺れている。右半身は触ると痺れる。平行感覚障害で人と話してても片方に倒れる、半身の温痛覚が無い等です。当然ではありますが「健康体」の人と比べると全然ダメです。正直この頃はベッドで転がって何とか生きてるだけの状況でした。言い方を変えるとかろうじて生きてたと言った感じだと思います。だからこそリハビリが必要なのです。

リハビリは早ければ早いほど効果的。そして病気後6か月までがリハビリの効果がより期待出来ると言う事でした。私の場合は車椅子からのスタートです。リハビリは当然ではありますが「リハビリ病院」に転院してから大分効果を実感することが出来ました。声が枯れるのも2か月位で治りました。飲食出来ない嚥下障害も2か月目からは喉に詰まる感覚はあるもののほとんどの物を食べる事が出来るようになりました。平行感覚障害も入院している間に大分改善されて今では普通に生活出来るようになりました。ただ生活出来ると言っても風邪等の高熱で38度位でフラフラしてる感じが24時間常にある感覚なので「慣れ」と言う事になるんでしょうね・・・。そして何より歩行リハビリがデカかったと思います。歩けない。立てない状況から車椅子→歩行器→杖→器具無し!と言う段階を踏んだんですが目に見えて改善された感じがしました。歩けない時はお風呂のシャワーとか相当大変です。今では自宅のお風呂にも入れますがお風呂に跨るリハビリなんかも実は経験しているだけあって、相当感慨深いです。人間頑張れば変わるもんなんだなと実感しました。ここで言いたい事はリハビリは今後の人生においての分かれ道になり得るという事です。そしてこれが第2の関門であり、このリハビリは今現在も自分は継続しています。なのでリハビリは死ぬまであると私は勝手に思ってますし、仮に治らないにしても死ぬときに後悔はしたくない性格なのでやっておきたいのです。人によって判断は分かれると思いますが、リハビリは甘えちゃいけない。最終的には自分自身との闘いだと思います。諦めたら試合終了です!とある漫画のセリフが出てきそうですが、まさにその通りだと思います。

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